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弘前で「リンゴが食べたくなる講座」 今年はオンラインで

全国一の生産量を誇る弘前のリンゴ

全国一の生産量を誇る弘前のリンゴ

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 弘前の市民団体「A-project」が8月22日から、「オンライン!リンゴが食べたくなる講座」を開催する。

2年前にはリンゴを使った料理教室を行った

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 弘前市民がリンゴのことをあらためて知る機会を作ろうと、2017(平成29)年から活動を始めた同団体。過去には、作家で「ききりんご紀行」著者の谷村志穂さんと弘前出身でビジネス書編集長の山本智恵子さんをゲストにしたトークショー開催や、りんご工房・佐藤芳子さんのりんご染企画などを行った。

 同団体代表の青山富士子さんは「弘前だとリンゴはもらって食べる、あって当たり前だが、リンゴについてもっと知らなければいけないのではとの思いから始まった」と話す。

 今年はオンラインで全4回を開催する。8月22日の1回目は弘前大学農学生命学部の前多隼人准教授が「リンゴを食べると本当に健康になる?」をテーマに講演を行う。9月10からの2回目以降は、青森産技弘前工業研究所の赤田朝子さんからリンゴの品種の特徴を学び、リンゴが食べたくなるような講座にするという。

 青山さんは「赤田さんからは早生(わせ)種、中生(ちゅうせい)種、晩生(ばんせい)種に分け、それぞれ4品種ずつリンゴを参加者にお送りし、試食してもらいながら講座を進める予定。食べたことがない珍しい品種を食べる場になれば」と話す。

 講座のほか、リンゴ農家やジャム製造工房、食生活改善推進員によるリンゴの見分け方やおいしい切り方、ジャムのレシピなどもフェイスブックページで発信するという。

 青山さんは「リンゴは知れば知るほど奥が深く、リンゴ農家の技術や知識には驚きしかなく、おいしいリンゴを作っていただいていることに感謝しかない。弘前の産業といえばリンゴ。リンゴが選ばれる果物としてもっと身近になれば」と話す。

 講座についての申し込み・問い合わせはメールと電話(TEL 0172-32-1167)で受け付ける。

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