弘前市原ケ平付近で6月1日、花火が打ち上げられた。
全国各地の花火業者163社で結成する「Cheer up!(チアアップ)花火プロジェクト」が全国一斉で20時に打ち上げた同花火。青森県の賛同業者は、「青森花火」(十和田市)と「丸山銃砲火薬店」(青森市)。
同プロジェクトのホームページによると、花火は悪疫退散祈願を目的として打ち上げられた歴史があり、空を見上げて前向きな気持ちになれるよう思いを込めたという。
見物客の密集、密接を避けるため、打ち上げ場所は全て非公開とし、20時から全国一斉に打ち上げられるということだけが事前に告知されていた。20時前にはSNS上で「青森はどこで花火が上がるのかな?」「弘前では花火は上がるのだろうか」(以上原文ママ)の声があった。
20時に花火が打ち上げられると、SNSでは「弘前で花火上がってる」「花火?どこ?」「家から見えた!」(以上原文ママ)などの反応があり、撮影した動画や写真を発信する人もいた。打ち上げ直後に土砂降りになったことから、「直後に豪雨… この雨と一緒に暗い状況も晴れてくれれば良い」といった声や「千年園付近からの希望の花火。 ほんとうにありがとう」と感謝を述べる人もいた。
弘前のほかに、青森、八戸、十和田、むつで花火が打ち上げられたという報告がSNS上では見られた。同プロジェクトでは「お家から見えた方は『#cheeruphanabi』で動画や写真を投稿してほしい」と呼び掛けている。
※開催都市に誤りがありました。お詫びして訂正します。