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青森で企画展「富野由悠季の世界」 ガンダム資料3000点や等身大MSも

企画展「富野由悠季の世界」©手塚プロダクション・東北新社 ©東北新社 ©サンライズ ©創通・サンライズ ©サンライズ・バンダイビジュアル・バンダイチャンネル ©SUNRISE・BV・WOWOW ©オフィス アイ

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 企画展「富野由悠季の世界」が4月18日、青森県立美術館(青森市安田近野、TEL 017-783-3000)で開催される。

富野さんの代表作「機動戦士ガンダム」

 富野由悠季さんは、「機動戦士ガンダム」や「伝説巨神イデオン」などの代表作で知られるロボットアニメを監督した演出家。同展では約3000点の設定メモ、スケッチや絵コンテなどを展示する。富野さん自身にスポットを当てた企画展は初で、全国6カ所を巡回。青森は4会場目となる。

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 同館学芸員の工藤健志さんによると、福岡市美術館学芸員の山口洋三さんと2人で富野さんに企画展の依頼したのは2015(平成27)年。当初は富野さんから「自分は演出家で展示するような作品はない」と断られたという。その後、山口さんの2年近い交渉の後、今回の企画展が実現した。

 会場では、富野さんが制作に関わった「鉄腕アトム」から最新作「ガンダムGのレコンギスタ」までを6つのテーマに分けて展示する。「アニメは作品の完成形。当展ではその過程で生まれたものを紹介する。ほとんど公開されていなかったものでコアなファンでも見たことがないものばかりなのでは」と工藤さん。

 青森会場では、青森県立美術館を活用した立体物の展示も行う。4層吹き抜けの展示空間「アレコホール」では原寸大約8メートルのモビルスーツ「リ・ガズィ」のダミーバルーン胸像を展示し、人気声優が製作したロボット模型や有名モデラ―の模型作品展示を行うほか、青森会場のみ「エンディング」コーナーを追加する。

 関連イベントも企画。展覧会初日には富野さんと映画「シン・ゴジラ」の監督・樋口真嗣さんを招き、「ロボットアニメの過去、現在、そして未来」と題した記念対談を行う。6月7日には劇場版「Gのレコンギスタ」特別上映会と富野さんによる舞台あいさつを開催。工藤さんによる裏話トークや初心者向けのギャラリートークも企画し、会期中にはシネマディクト(青森市)とフォーラム八戸(八戸市)で富野さんの劇場作品の上映会を行う。

 展覧会公式図録(4,000円)や「展覧会開催記念ガンプラ」(4,500円)などのオリジナルグッズの販売も行う。富野さんの年齢とガンダムの形式番号「RX-78」から78枚限定のプレミアムチケット(2万円)も販売。富野さんが来館するイベントの優先招待や展覧会グッズが付く。

 「ガンダム世代」と話す工藤さんは「トミノワールドはアニメという豊かな表現力を使った特徴だけでなく、現代社会や文明、掘り下げた人間ドラマを描いている」と熱が入る。「まだ公開できない情報が多いが、ホームページなどで順次公開していくので開催まで楽しみに待っていてほしい」とも。

 開館時間は9時30分~17時(5月31日)、9時~18時(6月1日以降)。最終入館は30分前。観覧料は、一般=1,500円、学生=1,000円、小中学生以下無料。6月21日まで。
※上記イベントは新型コロナウイルス対策により、静岡県立美術館会場(2020年9月19日-11月8日)以降の開催となりました。(3月26日発表)