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青森県立美術館で「めがね」テーマの展示 「だまし絵」やVRまで

めがねと旅する美術展会場入り口

めがねと旅する美術展会場入り口

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 青森県立美術館(青森市安田)で7月20日、「めがねと旅する美術展」が始まった。

会場では「のぞきOK」の案内や虫めがねなどが用意されている

 「望遠鏡」や「顕微鏡」といったレンズや鏡を通じた視覚文化をテーマに、世界の視覚作品や時代の風景図や透視図などを250点以上展示する同展。2010年の「ロボットと美術」展、2014年の「美少女と美術史」展に続く第3弾として、島根県立石見美術館と静岡県立美術館との3館合同企画となる。

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 展示は6つのテーマに分けられる。江戸時代後期の遠近法や俯瞰(ふかん)を活用した風景図や「だまし絵」、VR体験を利用した作品などが並び、学芸員で同実行委員会の工藤健志さんによると「隠されたものを見たい、見えないものを見たいという人間の普遍的な欲求を、江戸時代から現代までの作品をとおして感じ取ってほしい」という。

 会場ではアニメ短編作品「押絵ト旅スル男」を上映。「SEKAI NO OWARI」のライブ演出アニメ、ステージデザイン協力などを手掛ける塚原重義さんが監督し、細谷佳正さんや梶裕貴さんらが声優を務める。

 作品は前期と後期に分かれ、8月12日に展示替えを行う。「カマタ_ソーコ」(東京都大田区)では東京サテライト展示として企画展を開催し、作品展示だけでなく、ライブ・パフォーマンスやトークイベントなども行った。

 工藤さんは「見えないものを見るための世界ののぞき窓という観点から今回はめがねをテーマにしている。アートとテクノロジーがあぶり出す、視覚をめぐる人間の夢と欲望の世界をじっくり楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 入場料は、一般=1,500円、高大生=1,000円、小・中学生無料。開館時間は9時~18時(入館は17時30分まで)。9月2日まで。

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