弘前市まちなか情報センター(弘前市土手町)で10月13日、けん玉を楽しむイベント「DAMA PARK(ダマパーク) in HIROSAKI 」が開催された。
「けん玉の楽しさを多くの人に広めたい」という思いからけん玉好きの有志が企画した同イベント。子どもや未経験者でも参加でき、今回で8回目を迎える。前回は40人が参加した。今回から弘前市まちなか情報センターでの開催となった。
発起人の中には、「けん玉ワールドカップ2018」40代の部で最優秀賞に選ばれた経験を持つ工藤大さんや、けん玉は昨年から始めたという加藤純也さんがいる。加藤さんは「けん玉は会社の同僚からもらった。夢中になり、『パノーマルけん玉倶楽部』という団体を立ち上げ、けん玉普及に力を入れたいと考えるようになった」と話す。
けん玉の魅力について、加藤さんは「けん玉にはさまざまな技があり、すぐにできなかった技も挑戦を繰り返すことで成功した時の楽しさや感動がある」と話す。
会場では、日本けん玉協会級位認定やGLOKENけん玉検定受験も受け付け、手ぶらでも楽しめるようけん玉の貸し出しも行う。こけし工人が作った3キロ以上もあるけん玉の展示、けん玉販売も行う。
親子参加者の一組は「けん玉を始めてから子どもよりも大人が熱中するようになった。けん玉は場所を選ばないので、家事の合間などでも練習できる」と笑顔を見せる。
現在、工藤さんたちは学童保育所や小学校のクラブ活動にもけん玉の楽しさを伝えに出張しているという。「けん玉を大人数で遊べる場が弘前には意外と少ない。普及活動をさせていただける所があればどこへでも行きたい」と工藤さん。
次回イベントは弘前市まちなか情報センターで11月9日を予定している。