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弘前にカレーライス専門店「チャントルーズ」-津軽人の舌に合うアレンジも

カレーライス専門店「CHANTLOOSE(チャントルーズ)」店内。緑を基調とした店内にアナログレコードやビデオテープなどが並ぶ

カレーライス専門店「CHANTLOOSE(チャントルーズ)」店内。緑を基調とした店内にアナログレコードやビデオテープなどが並ぶ

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 羽州街道沿いに9月12日、カレーライス専門店「CHANTLOOSE(チャントルーズ)」(弘前市松森町)がオープンした。

キーマ“WILD”カレー(800円)。10種類前後のスパイスに煮干し、かつお節などの隠し味も

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 店主の寺沢拓さんは、7年前に京都のゲストハウスで食べたカレーが忘れられず、「いつか自分の店を持ちたい」と考えていた。独学でスパイスを学びながら、イベント会場などでカレーを提供する経験を積む。同市で有名な喫茶店「うちのタマ知りませんか」が空き店舗になっていたことが、店を始めるきっかけにもなったという。

 店舗面積は約8坪、席数は10席。内装や外装は全て手作りにこだわり、入り口の扉は外装を作り終わった状態を見てもらい、古家具を扱うミヤマコ(土手町)に依頼した。店名の「チャントルーズ」は、「聖歌」と「解放」を組み合わせて作った造語。寺沢さんの「ちゃんとしたルーズ」な性格という意味も込めていると笑顔で解説する。

 メニューは現在、「キーマ“WILD”カレー」「チキン“MILD”カレー」(以上800円)の2種類。今後はグリーンカレーやカレーのスパイスを使ったマーボー豆腐カレーなどのオリジナルメニューを増やしていく予定だ。かつお節や煮干しなどのだしを隠し味として使っているメニューもあり、「津軽人の舌に合うようなアレンジ」と自信を見せる。

 「カレーがおいしい面白スポットを目指す」と寺沢さん。「インドにもスリランカにも行ったことはないが、インドカレーやスリランカカレーを参考にした日本人によるオリジナルのスパイスカレーを提供していきたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~14時、18時~22時(カレーが無くなり次第終了)。月曜定休。

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