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青森・陸奥鶴田駅前にカフェ「モビール」-自家栽培野菜など使う

シンプルに空間を生かした「mobile(モビール)」店内。「日常的に寄ってもらえるような店にしたい」と話す店主の工藤さん

シンプルに空間を生かした「mobile(モビール)」店内。「日常的に寄ってもらえるような店にしたい」と話す店主の工藤さん

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 青森県鶴田町の陸奥鶴田駅前に7月12日、カフェ「mobile(モビール) daily life plus alpha」(北津軽郡鶴田町、TEL 080-3146-3061)がオープンした。

1日10食限定の「気まぐれモビールプレート」(780円)

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 店主の工藤聖子さんは鶴田町出身。東京都内で撮影アシスタントなどを経験後、帰郷して同名のカフェを始める。しかし3年前に一度閉店。「今までのスタイルに疑問を感じ始めた」と振り返る工藤さん。牧場やジャム製造工場などで3年間働き、6次産業について学んだり、生産者たちの視点に立つ大切さを知ったりしたという。

 鶴田町はアメリカ・オレゴン州フッドリバー市と30年以上も姉妹都市にあり、国際交流が古くから行われている。薄毛のマイナスイメージを笑い飛ばす「ツル多はげます会」などの変わった活動もあり、「独特の雰囲気があり、鶴田町の良さは東京から戻ってきてから気付いた」という。「鶴田町の良さも感じてほしい」とも。

 メニューはアラビカ種を使ったドリップコーヒー(ホット=400円、コールド450円)を中心に、カフェラテ(ホット=450円、コールド=500円)、エスプレッソ(380円)など。曜日ごとにブレンドしたオリジナルのハーブティー(600円)やビールなどのメニューも用意し、自家栽培の野菜をなるべく使うようにするフードメニュー(750円~)もある。

 店内の一角にはかばんや財布などの革細工商品の販売コーナーも設けるほか、リンゴジュースや蜂蜜といった鶴田を中心にした青森県産の食材も取り扱っている。

 営業時間は11時~20時。月曜、第1・3火曜定休。

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