「津軽おのえ温泉 福家」(平川市新屋町道ノ下、TEL 0172-55-0200)で11月1日、「ドルチェようかん ワイキューブ」の販売が始まった。
温泉宿が開発したプロテオグリカン配合のオリジナルようかん。社長の水口清人さんによると、海外向けも狙ったお土産として開発。女子会の利用客からスイーツの要望がきっかけになったという。
「弘前」「津軽」「八甲田」の3種で1セット。練り餅とミックスナッツ、黒糖を入れた「弘前」と「津軽」は青森ドライリンゴとローズヒップ果実を配合。「八甲田」はナチュラルチーズにレモンピール、アーモンドを加え、水口さんは「ようかんに新しい食感と健康的な素材を入れている」と自信を見せる。
パッケージデザインは宮城大学(宮城県黒川郡)のデザイン科に所属する8人の学生から提案を受けて選考した。店頭に並べ温泉の利用客に投票形式で実施したところ、「津軽こぎん刺し」をモチーフにした青森市出身の有馬康平さんのデザインが30%以上の票を獲得し、採用とした。
水口さんは「当面は店頭販売だが、お土産店やネット販売にも展開していく予定。オール東北で作ったこのようかんを100年後にも残るような日本のお土産にしていきたい」と意欲を見せる。
価格は1セット2,000円。