8月1日の「弘前ねぷたまつり」の開幕を前に、出陣する団体が最後の準備に追われている。
弘前を彩る夏祭り「弘前ねぷたまつり」に今年は計77団体が出陣し、1日~4日は土手町ルート、5日・6日は駅前ルートを運行する。最終日の7日は土手町ルートを昼運行し、夜には岩木川・茜橋上流の河川敷で「なぬかびおくり」を行う。
各団体では囃子(はやし)や太鼓の練習が本格化し、ねぷた小屋では紙貼りや絵付けなどの作業が終盤を迎え、本番に向けて準備が整い始めている。
今年から発足したねぷた団体「愛心會(あいしんかい)」は7月29日、本ねぷたの準備が完成した。立ち上げメンバーの一人・櫻庭賢治さんは「当団体はねぷたにしばらく参加していなかった人たちで集まった。ねぷたは見ているだけでは物足りなさがあり、やはり参加して楽しむもの。怪我なく運行し、弘前の夏を最後まで楽しみたい」と笑顔を見せる。
運行時間は18時30分~22時。今月7日まで。