弘前経済新聞

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青森・西目屋の道の駅がリニューアル 地元産木炭を使ったコーヒー焙煎体験も

大型ロースターを設置した焙煎工場

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 道の駅津軽白神(西目屋村田代神田、TEL 0172-85-2855)が4月26日、リニューアルオープンした。

70席用意するフードコート

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 2017年に県内28番目の道の駅としてオープンした同施設。1998年に物産センター「Beech(ビーチ)にしめや」としてオープンし、山菜、キノコ、リンゴなどの地元特産品を販売。このほか、レストラン「森のドア」では、西目屋産そば粉を使った「白神十割そば」や「津軽ダムカレー」などを提供してきた。

 昨年11月からリニューアルに伴う改装工事のため全館休業し、2階建てとして約162坪を増築した。約194坪の農産物直売所をはじめ、約40坪のフードコートには70席を用意する。今夏から営業予定のワイナリー施設、コーヒー豆焙煎(ばいせん)工場は新設した。イベントスペースや2階には多目的スペース2部屋を用意する。

 コーヒー豆の焙煎工場を監修したのは弘前コーヒースクール(弘前市城東北)。一度に30キロまで焙煎できる大型ロースターを設置したほか、白神山地で作られる目屋炭を使ったロースターを4台用意。3台を使って焙煎体験を受け入れ(体験コース=4,000円~)、コーヒーの入れ方を学ぶコース(2,500円)や認定証コース(8,000円)などを用意。体験だけでなくコーヒーメニューもあり、「白神焙煎炭火焼珈琲」(450円)を提供する。

 「弘前コーヒースクール」社長の成田専蔵さんは「目屋炭を活用した『白神焙煎炭焼珈琲』をブランド化はもちろん、焙煎体験などから学べるコーヒー文化の浸透だけでなく、コーヒーを学んだ卒業生の活躍の場としても活用し、地元住民や観光客との交流が生まれるような場づくりを目指していきたい」と話す。

 リニューアル前から営業していた蜂蜜スイーツショップ「BeFavo(ビファーボ)」は「白神ワイナリー&白神生ハチミツshop」としてオープンした。同施設屋上で採取する天然蜂蜜の販売や、白神焙煎カフェラテソフト(420円)、手作りジェラート(各380円)を販売する。

 営業時間は、農産物直売所=8時30分~17時00分(4月~10月)、9時~16時(11月~3月)。森のドア=11時~15時(4月~10月)、11時~14時(11月~3月)。コーヒー販売=10時~16時。ビファーボ=10時~16時。

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