弘前大学の校内でコーヒー講座 40年以上の喫茶店店主を講師に

学生向けにコーヒーの魅力を語る成田専蔵さん

学生向けにコーヒーの魅力を語る成田専蔵さん

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 弘前大学内にある弘大カフェ・成田専蔵珈琲(コーヒー)店(弘前市文京町)で12月14日、「成田専蔵が伝えたい『珈琲のこと 講座』」が開催された。

ネルドリップでコーヒーを抽出する成田専蔵さん

 コーヒーの歴史や文化を伝え、異なる豆の試飲なども行った同講座。「正しいコーヒーの良さを伝え、語り合い、人と人をつないでいきたい」と同店の成田専蔵さんが主催した。

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 成田さんは弘前で43年間、喫茶店「成田専蔵珈琲店」を営み、県内のコーヒー文化発展を目的とした「あおもりコーヒーライセンス委員会」の立ち上げや「珈琲の街ひろさき」のブランド化に寄与。今年12月11日には「第17回 弘前商工会議所街づくり大賞 地域文化振興部門」を受賞した。

 昨年6月にオープンした同カフェは、学生向けにコーヒーの魅力を伝えることも目的の一つだったという。成田さんは「簡単に消費されるコーヒーではなく、文化としてのコーヒーを次世代に伝えていきたい」と話す。

 講座では成田さんが「開業した40年前は、コーヒーは体に悪い飲み物」と言われていたことやコーヒー豆の産地による違いなどを紹介。3種類のコーヒーの試飲では成田さん自らがネルドリップで提供し、参加者がそれぞれのコーヒーの味の違いや好みを飲み比べていた。

 参加した弘前大学農学生命科学部1年の岩島裟耶乃さんは、「コーヒーが好きで興味があったので参加した。コーヒーのことをより詳しくなれた」と笑顔を見せる。

 同講座は全3回。第2回は1月18日に「弘前の珈琲史について」に開催する。

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