弘前の複合商業施設「ヒロロ」(弘前市駅前町)3階のヒロロスクエアで3月5日、盆踊りイベント「もっと!どん舞」が開催される。
弘前大学の学生らが考案した「どん舞」は、「誰もが前向きになれる空間」をコンセプトに、人を励ます振り付けや歌詞で構成する踊り。
同大の学生が地域密着型クラウドファンディングサイト「FAAVO」を活用し企画した同イベントは今年で2回目。2015年11月に蓬莱広場公園(弘前市土手町)で初開催した第1回イベントには、2時間で約300人の参加者があった。
同イベント代表者の弘前大学4年・苫米地結子さんは「共感を得られるか不安だった」と支援金募集当時の心境を振り返るが、20日間で目標金額の30万円を達成。県内外からの出資者もあった。
当日は会場で、「どん舞」盆踊りを踊るほか、失敗談やミスした話を「どんまいエピソード」として披露する「どんまい大統領選挙」、コンプレックスをテーマにした「どんまいエッセイ」を展示する。
鶴田町で活動する「ツル多励ます会」幹事長の成田晃生さんは、参加者にジンジャーエールを振る舞う「神社~え~る」ブースで「励ましの神様」に扮(ふん)する。
苫米地さんは「思っている以上に多くの人たちに支えられながら作られるイベントになる。さまざまな人の思いをかみしめながら、当日に向けて準備に励みたい」と話す。
開催時間は13時~17時。入場無料。