青森・黒石の国道102号黒石バイパス沿いに11月25日、スープカレーとネパールカレーの専門店「ポカラダイニング」(黒石市中川篠村)がオープンした。
スタッフは全員ネパール人で、同店店主のギリ・ラジャンさんはネパールでカレー店を約10年間営み、2005年に来日し北海道・小樽で「スーリヤ」を開業。2014年には富良野で「ポカラダイニング」を開き、北海道では札幌を中心に直営店が5店ある。今回が北海道外初出店となる。
インドから直接仕入れたスパイスと10年の経験から作り出すネパールスタイルが特徴のカレーと、インドから取り寄せたという専用窯で作るナンを提供。ラジャンさんは「スープカレーやチーズナンは日本に来て初めて知ったが、食べ歩いて勉強して提供することにした。ネパール風に少しアレンジしている」と自信を見せる。
店舗面積は約25坪、席数はテーブル席や個室を含め40席。カレーメニューはイエローペースト(850円~)、レッドペースト(1,050円~)、グリーンペースト(1,050円~)のカレーのほか、スープカレー(1,050円~)、ライスやサラダ、ドリンクの付いたセットメニュー(1,280円~)を提供。チキンティカ(480円)やビールセット(980円)といったサイドメニューも用意する。
青森への初出店について、ラジャンさんは「青森には6年前に初めて訪れた。ネパールカレーがまだ浸透しておらず、チャンスと感じた」と話す。「雪は北海道で慣れているので、たぶん大丈夫」と笑顔を見せる。
営業時間は11時~15時、17時~21時30分。水曜定休。