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青森にソイバーガー専門店「ニッチ」 Uターンの地元男性が新店

大豆タンパクなどで作られた大豆ミートを使った「ソイバーガー」

大豆タンパクなどで作られた大豆ミートを使った「ソイバーガー」

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 青森・浪岡に6月8日、ソイバーガー専門店「Niche(ニッチ)」(青森市浪岡、TEL 090-2274-6351)がオープンした。

ソイバーガー専門店「ニッチ」店長の雪田隼人さん

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 店長の雪田隼人さんは浪岡出身。カフェの勉強をするために11年前に上京し、グルメバーガーの人気店「ファイアーハウス」(東京都文京区本郷)で働き、ハンバーガーの奥深さに魅せられたという。

 2010年夏に「青森でハンバーガー店を開きたい」と帰郷した雪田さんは翌2011年、自然食品店「あおぞら」(青森市浪打)から大豆由来の植物性タンパク質だけを使った「大豆ミート」の存在を知り、「ハンバーガーを作ってみては」との提案を受けたことをきっかけに、ソイバーガー専門店の開店にこぎ着けた。

 「ファイアーハウスで働いていた時に、卵や動物性タンパク質のアレルギーを持った子どもをたくさん見た」と雪田さん。「食べられない子どもが多いことを知ったことがソイバーガーを始めるきっかけにもなった」と話す。バンズには卵を使わないこだわりも。

 移動販売で営業を始め、約2年間はイベントやライブなどへの出店を続けた。同所への出店は、以前あったカフェ「pommiel(ポムミェル)」の兼田亜希子さんとのつながりから。「地方紙の夕刊に同じ面で掲載されたことがきっかけで連絡を取り合うようになった」と振り返る。

 店舗面積は約5.5坪。座席は20席。店内はナチュラルカントリーの雰囲気で統一。メニューはソイバーガー(650円)、ビーフハンバーガー(750円)。いずれもポテト付き。トッピングにチーズ(150円)、エッグ(100円)、ベーコン(200円)、アボカド(100円)など。ソフトドリンクは各350円。

 「こだわりのコーヒーやサラダといったサイドメニューは今後増やしていきたい」と雪田さん。営業が始まり、忙しくなってきたことに楽しみを感じている。「ハンバーガーを作ってみたいといった人がいれば自分の経験を伝えていきたい」とも。

 営業時間は7時30分~8時30分。月曜、第3日曜定休。

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