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弘前に「はりまる鍼灸院」 26歳のはり師が開業

店主の高木湧貴さん

店主の高木湧貴さん

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 「はりまる鍼灸(しんきゅう)院」(弘前市末広、TEL 0172-55-5735)が12月1日、オープンした。

20本以上のはりを刺して治療する

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 鍼灸施術や電気療法、運動指導などを行う同院。はり師・きゅう師・柔道整復師の国家資格を取得している26歳の高木湧貴(高ははしごだか)さんが八戸からUターンして開業した。

 高木さんは弘前出身で高校卒業後、はり師になるため、盛岡の専門学校へ進学。はり師を目指した理由について高木さんは「所属していた野球部の同級生がはり治療で体が楽になったという話を聞いた。自分も人のサポートができるような仕事がしたいと、はり師に憧れるようになった」と振り返る。

 専門学校を卒業後は八戸の笹川鍼灸接骨院で修業し、昨年8月から弘前で出店の準備を始めた。「地域やそこに住む人たちにあったはり治療があると教えられた。少しでも早く地元で開業し、地域に合ったはり師になりたかった」と高木さん。「津軽エリアは冷え症になりやすい人が多いように感じる」とも。

 開業した場所は築30年の民家。出店場所は弘前市内で国道7号線より東エリアにこだわった。高木さんが育った場所であり、周辺に鍼灸院がないエリアでもある。店内には整体用ベッドや酸素カプセルを備え、鍼灸以外のサービスにも対応する。

 メニューは、鍼灸コース(45分~90分=5,000円、学生=3,000円)、酸素カプセル(30分~=1,500円)、電気療法(15分=500円)。事前予約制。

 オープンして1カ月がたち、「かつての同級生が来店してくれたこともあり、うれしかった」と話す高木さん。「店名の『はりまる』は、はり治療の良さを知ってもらいたいと付けた。今までお世話になった地元の人たちやスポーツをがんばる学生、アスリートの不調を治して笑顔になれるように、はり師としてサポートしていきたい」と意欲を見せる。

 受付時間は9時~20時。木曜定休。

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