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弘前の「ステイジューシー」が5周年 スタッフと共に新メニュー提供

写真右が店主の前田さと子さん

写真右が店主の前田さと子さん

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 スムージー店「Stay Juicy(ステイジューシー)」(弘前市品川町)が10月21日、オープン5周年を迎えた。

外国に来たような雰囲気を演出したという店内

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 16種のスムージーとアサイーボウルや期間限定のカフェメニューなどを提供する同店。5年間を振り返り、店主の前田さと子さんは「いろいろなことがあったかもしれないが、あっという間だった。スタッフに恵まれ、多くの人に支えられて続けることができている」と話す。

 前田さんによると、店舗は元病院。ここで店を始めないかと誘われたという。流行に乗らない店を作りたかったので思い切ったものの、店の経営は初めてで不安しかなかったという。

 オープンに当たっては、海外の大会に出場するほどのマラソン好きだったことから体調管理のために飲んでいたスムージーに着目。弘前に専門店がなかったことも追い風となり、順調なスタートを切ったがコロナ禍に見舞われた。

 客足がなくなり、何のために営業しているのかと苦悩する日もあったが、2号店の出店や異業種店とのコラボ、デリバリーサービスの導入など新たなことに挑戦した。前田さんは「デリバリーの注文がこんなに定着するとは考えたこともなかったし、アサイーボウルがSNSではやり、女子高生が多く来店するようになった」と話す。現在はアサイーが入手できず、アサイーボウルなどの商品は提供していない。代わりにピタヤ(ドラゴンフルーツ)を使う商品を提供している。

 期間限定のカフェメニューはスタッフのアイデアを取り入れて開発。焼き菓子は、製菓経験のあったスタッフがいたことから提供できるようになった。前田さんは「一人では限界があり、限定メニューは主にスタッフが考えている」と話す。

 前田さんは「失敗することもあったが、一日寝れば忘れるタイプ。マラソンから学んだことは多く、苦しい時もマラソンに比べると楽だと考えてしまう。これからも新しいことに挑戦する姿勢を持ち続けたい」と意欲を見せる。

 営業時間は9時~17時(土曜・日曜・祝日は8時から)。

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