津軽こけし館(青森県黒石市)で現在、「メリーこけしマス!」と題したクリスマスフェアが開催されている。
津軽こけし館(1)小さなクリスマスツリーにこけしをぶらさげた作品
クリスマスをテーマにしたこけしを全国から集め、展示販売する同フェア。同館によると、こけしは全国で11の系統に分かれているといい、同フェアでは津軽系をはじめ、鳴子系、作並系を含む5つの系統のこけしを展示。サンタの衣装を身にまとったこけしやこけしのアクセサリーなど、こけし工人や作家の作品が並ぶ。
同館の石川美祈子さんは「人気のこけしはすぐに売り切れてしまった」と話す。「一つ一つ手作りなので、数も少ない。本当に欲しい人は開店前から並ぶ」とも。12月6日の開催日初日には、はるばる関東から「こけし女子」が訪れたという。
12月20日・21日には、「メリこけ!Special Workshop days」というイベントを開催。こけしプラ版やくるみボタンの作成などのワークショップやハンドメード作品の販売が行われる。21日は同市にあるツキカフェが特別出店し、クリスマスに合わせたドリンクやスイーツなどを提供。こけしのゆるキャラ「こけシケ子ちゃん」も登場する。
開館時間は9時~16時。12月25日まで。