弘前市は11月11日、市役所(白銀町)敷地内に新しい駐車場をオープンさせた。以前の駐車場に比べて2倍の収容能力を持ち、付近の沿線道路の渋滞緩和に効果が見込まれている。
立体型駐車場内には電気自動車充電システムの設備も。同時に2台まで使用可能と話す、弘前市財務部財産管理課の大和田淳さん
新駐車場は3層4階建ての立体型(収容台数268台)と平面型(同23台)からなり、合計291台という収容能力は以前の駐車場と比較して2倍になる。
駐車料金は最初の1時間が無料。市役所への各種申請、相談、会議などの利用で1時間を超える場合は、用務先各課から駐車サービス券の発行を受けられる。2時間以上の場合は総合案内での認証処理が必要となる。それ以外の目的で利用する場合、1時間以降は30分ごとに100円(7時~22時)。22時から7時までの間は540円の料金が発生する。有料化した理由について弘前市は「市役所への用件以外の利用を抑制するため」としている。
立体駐車場の屋上部分は冬季間閉鎖するが、併設する平面駐車場では現在、完全融雪システムの工事も行われている。
同駐車場を管理する弘前市財産管理課(TEL 0172-35-1120)の大和田淳さんによると「出入り口は1カ所だけとなっており、出場の際は渋滞緩和のため左折のみとなっている。市民の皆さんにご理解・ご協力いただけるとありがたい」と話す。
利用時間は24時間。入出場可能な時間帯は7時~21時30分(イベントなどで22時まで延長の場合も)。