弘前の市民球団「弘前アレッズ」が4月12日、2014年度のシーズン開始に向け決起大会を開いた。
本年度はプロ野球を中心にスポーツ解説で知られる島村俊治さんを招き、「組織のリーダーの独自のやり方~プロ野球の監督に見るそれぞれの俺流」と題した記念講演を開催。無料講演ということもあり、多くの市民が訪れた。
その後の決起大会では同球団の樋口敦監督が、本年度のスローガンとして「前進~魅せる野球、さらなる成長~」を発表。昨シーズンは全日本クラブ選手権全国大会へ出場するも結果を残せなかったことを課題とし、「今年も全国大会の舞台に立ち、必ず1勝する」と宣言した。
新入団選手の発表では、菊池啓太選手と木村大輝選手の2人の新メンバーを紹介。弘前聖愛高校から入団した木村選手は、昨年の高校野球で甲子園を沸かせた球児の一人。最終回2アウトから代打で出場し、最後まで笑顔でフルスイングしたことで話題になった。
弘前アレッズの今シーズンの公式試合は5月3日から始まる。はるか夢球場(弘前市運動公園野球場)で開催される都市対抗野球一次予選青森県大会に出場する予定だ。