株式会社ユーラスエナジーホールディングス（本社：東京都港区、代表取締役社長：諏訪部 哲也、以下「当社」）のグループ会社である合同会社ユーラスエナジー小田野沢（本社：青森県下北郡東通村）は、青森県下北郡東通村において、「ユーラス小田野沢ウインドファームI＆II（連系容量：43,000kW）」の工事を2024年9月2日より開始しました。

現在、東通村小田野沢地区で操業中の「ユーラス小田野沢ウインドファーム（運転開始：2004年10月、連系容量：13,000kW）」は、運転開始から約20年が経過し、高経年化が進んだことより、設備の全面的な更新のため2025年7月に営業運転終了を予定しています。
「ユーラス小田野沢ウインドファームI＆II」は、「ユーラス小田野沢ウインドファーム」の拡張およびリプレース（建て替え）工事を行うもので、本日開始した拡張工事では、1基当たりの出力が国内最大である4,300kWのシーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー社製の風力発電機を7基設置、リプレース工事では、1,300kWの風力発電機10基を4,300kWの風力発電機3基に建て替えます。2027年3月の運転開始を予定しており、一般家庭の約21,000世帯相当分の電力を供給するとともに、年間約42,000トンのCO2削減効果が見込まれます※1。引き続き豊かな風資源を有効活用し地域の活性化に寄与してまいります。

当社グループは今後も「クリーンエネルギーの普及・拡大を通じ、地球環境保全の一翼を担う」という企業理念と「地域とともに発展し、社会から信頼される企業」という企業ビジョンのもと、引き続き風力発電の更なる拡大に取り組み、地球環境保全ならびに持続可能な社会づくりに貢献してまいります。
※1　東北電力株式会社のCO2排出係数（2024年度）より算定。

【発電所の概要】