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青森・田舎館の田んぼアート、今年のテーマ発表 往年名画と生誕90周年漫画家

第2田んぼアート会場のテーマ「手塚治虫キャラクター」のイメージ図©TEZUKA PRODUCTIONS

第2田んぼアート会場のテーマ「手塚治虫キャラクター」のイメージ図©TEZUKA PRODUCTIONS

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 青森県田舎館村が4月19日、2018年の田んぼアートのテーマを発表した。

第1田んぼアート会場の「ローマの休日」イメージ図

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 今年のテーマはそれぞれ、第1田んぼアート会場では映画「ローマの休日」を描き、第2田んぼアート会場は漫画家・手塚治虫のキャラクターとなった。

 同村の田んぼアートは今回で26回目となり、緻密に描かれた絵や芸術性の高さから海外からも評価されるほど注目度が高い。過去には「シン・ゴジラ」や「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」といった話題となった映画のほか、「サザエさん」「マジンガーZ」などのアニメのキャラクターをテーマにしたこともある。

 「ローマの休日」は、道路を挟み2面に分かれている約1万5000平方メートルの第1田んぼアートにオードリー・ヘプバーン演じたアン女王とグレゴリー・ペック演じたジョー・ブラッドレーがスクーター「ベスパ」に乗りローマ市内を巡るシーンと、映画の象徴ともなった「真実の口」を描く。

 「手塚治虫キャラクター」は、手塚氏が今年で生誕90周年を迎えることから「鉄腕アトム」よりアトム、「ジャングル大帝」よりレオ、「ブラック・ジャック」よりピノコとブラック・ジャック、「リボンの騎士」よりサファイアと、手塚氏本人のイラストを約1万平方メートルの会場に描く。

 発表を行った同村の鈴木孝雄村長は「当村の田んぼアートのクオリティーには自信がある。今年は見た人にインパクトを与えるようなテーマにした。昨年以上の話題を集めたい」と期待を寄せる。

 今後、第1田んぼアート会場は6月3日に田植え体験が行われ、翌日から公開。同第2会場は6月16日のオープンに向けて田植えが行われるという。田んぼアートの見頃は7月中旬から8月中旬を予定し、10月8日まで公開する。

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