弘前市のマスコットキャラクター「たか丸くん」の初の書籍「たったかたか丸くん」が4月1日、発売された。
たか丸くんの4コマ漫画60話分を収録した同本。地元紙「陸奥新報」で毎週水曜に連載した同名漫画を収録したほか、読者から送られたたか丸くんの似顔絵や描き下ろし漫画も載せ、巻頭おまけと題しオリジナルシールを付属する。
たか丸くんは2009年から同市のマスコットキャラクターとして活動を開始。デザインはデザインアクト(東京都新宿区)取締役でゲームクリエイター・イラストレーターのせのおしょうごさん。せのおさんは「弘前城が鷹岡城と呼ばれていることと、負けない強さを持たせたく、少しりりしく猛禽(もうきん)類として最強と言われるタカのキャラにした」と話す。
初の書籍化で、多くの人たちの助けがあったからこそ実現したというせのおさん。「たか丸くんが弘前に住む日常や弘前をアピールしたり、弘前の皆さんに喜んでほしく普段は何をしていたりするのか。自分自身が楽しんでいた」とも。
せのおさんは「たか丸くんのおちゃめな性格やさまざまなポーズに注目してほしい。たか丸くんはかっこいいと思ってやっていることがたまにドジな展開になることもあり、そんなところもかわいいと思ってもらえるとうれしい」と笑顔を見せる。
価格は810円。青森県内の書店、土産物店で販売。