3月5日に東京・新橋で開催される「レディバリスタラテアートカップ 2018」に青森から2人の女性バリスタが出場する。
女性バリスタ限定のフリーポアラテアート選手権となる同大会。今回で3回目の開催となり、青森からブックカフェ「ロット堂」(弘前市代官町、TEL 0172-55-9174)の吉澤舞子さんと商業施設A-factory内にあるガレット専門店「ガレッテリア ダ・サスィーノ」(青森市柳川、TEL 017-735-1155)の大澤麻梨香さんが出場する。
吉澤さんは2016年4月の「ロット堂」オープン以来、ラテアートを独学で勉強。「コーヒーフェストラテアート日本選手権」に出場した経験があるアンジェリック弘前店(弘前市野田)のバリスタ・千葉俊さんから教えてもらいながら、ラテアートの練習に励んだ。
大澤さんは「ガレッテリア ダ・サスィーノ」のスタッフとして働いているが、ラテアートの魅力にはまり、練習を重ねた。昨年の大会にも出場し、トーナメント式となる同大会で1回戦負けだった。
予選はラテアートの写真を提出し、審査されたという。撮りためていた写真を厳選したという吉澤さんは「予選を通過したという夢を発表当日に見て、まさか正夢になるとは思っていなかった。興奮して眠れなかった」と笑顔を見せる。
2月22日にはロット堂でラテアート練習会が公開され、40人近い来場者があったという。「感謝とうれしさしかない」と吉澤さん。大澤さんは「審査はコーヒーの専門職ではなく異業種の女性3人がその場で選んで決める。公開練習の雰囲気が大会に近く、実践さながらの練習になった」と話す。
大会に向けて、吉澤さんは「2人は津軽弁で標準語が話せない。『なまりバリスタ』として、来ていただいたみなさんにも笑って報告できるような結果を残せるようにがんばりたい」と話す。大澤さんは「普段通りにできれば結果は残せるはず。昨年以上の結果を残したい」と意気込む。