弘前大学(弘前市文京町)で10月29日、「ミスター弘大コンテスト2017」のグランプリが決定した。
同大「総合文化祭」の公式イベントとしてミスコンテストと共に行われた同コンテスト。3日間の学祭開催中に校内でPR活動を行い、一般も含め投票数を多く獲得したエントリー者がグランプリとなる。
人文学部1年生の住吉祐樹さんはエントリー者の中では最年少。「目立つことがしたかった」と住吉さん。現在、野球サークルに所属し、ポジションはピッチャー。周囲からは出場に反対されたが、反対を押し切って出場した。「1年生でも優勝できることを証明したい」と意気込みを語る。
東勇太さんは農学生命科学部の院生でハンドボール部に所属する。推薦者によると、「草食系男子で、アルコールにとても弱い」と話す。東さんは「昨年のミスターコンでグランプリを受賞した友人がうらやましく、エントリーした」と話す。
人文学部3年生の山田舟治郎さんはアカペラサークルに所属。今年の夏休みに伊豆のホテルで住み込みの仕事をし、石垣島にも行ったことから、日焼けした体をアピール。ノースリーブでへそを見せる衣装で登場し、「好きなバナナと歌と筋肉を押していきたい」と意欲を見せる。
唐牛利和さんは教育学部3年生で、ハンドボール部の部長を務める。一昨年グランプリを受賞した小野幸大さんに憧れて出場。「部員の期待を背負って出場する。元気だけが取り柄だが、グランプリを狙っていきたい」と意気込む。
久保田裕貴さんは医学部保健学科4年生で北海道出身。大学生活最後の思い出作りに出場したと話す。野球サークルに所属し、好きな野球選手は元・北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀選手。「ステージパフォーマンスではマジックの披露やアニメキャラクターに扮して一般票を稼ぎたい」と話す。
グランプリを受賞したのは久保田さん。コンテスト出場にあたっては見ている人に楽しんでもらうことを第一に考えたと振り返る。「正直なところ受賞できるとは思ってもいなかったので今は本当に驚いている。応援してくれたみなさんに感謝したい」と久保田さん。「来年の弘大祭のミスターやミスを目指す人へ、気張らないで自分自身が楽しむことが大事」とも。