岩木川河川敷で8月7日、「なぬかびおくり」が行われ、弘前ねぷたまつりが閉幕した。
弘前の夏祭りとなるねぷたまつりは、1週間にわたり行われる弘前4大祭りの一つ。「七日火送り(なぬかびおくり)」は、東日本大震災の復興を祈念して2011年から始まった行事で、巡行したねぷたを炎で清め送り、弘前ねぷたまつりのフィナーレを飾る。
岩木川沿いの土手には今年運行した19台の大型ねぷたが並び、会場となった河川敷には多くの来場者があった。火で送られるというねぷたは5台で、火が放たれると炎は瞬く間に燃え上がり、詰め掛けた来場者らはカメラや携帯電話を向けて写真を撮ったり、崩れて落ちていくねぷたを見つめたりしていた。