弘前のコラーニングスペースHLS(弘前市土手町)で7月9日、ものづくりゆめづくりプロジェクト「にじいろのネジ」ネジおじさん、ネジおばさん養成講座が開かれる。
子どもたちにねじや、ものづくりの大切さ、面白さを伝える同イベント。ねじ商社のコノエ(東大阪市新庄西)とゲームの企画・開発を手掛けるエンジンズ(大阪市)が企画。全国に向けてワークショッププログラムを発信する。
弘前では市民団体「ひろさきアフタースクール」が主催し、市民先生養成講座の一環で行う。同団体の境江利子さんは「子どもたちの行動を肯定するという理念に共感をした。当イベントでは『にじいろのネジ』のワークショップを担当できるネジおじさんとネジおばさんを増やすために開催する」と話す。
境さんによると、近年、「これは駄目」「あれはしてはいけない」といった、子どもたちに否定をする親が多く、子どもたちは自信が持てず、やる気も育たない傾向にあるという。「まずはやらせてみて、失敗したら失敗した理由を一緒に考えて再チャレンジを促すようなネジおじさん、ネジおばさんを増やしていき、子どもも大人も地域みんなで育て合えるような環境を増やしたい」と意欲を見せる。
同日は、にじいろのネジの組み立てキットを使用。実際にものづくりを体験し、子ども向けに声掛けやアドバイスのポイントなどを考えていくという。
開催時間は10時~12時。参加費は3,000円。申し込みはフェイスブックページ、メールなどで受け付ける。