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青森で29年ぶりのプロ野球1軍公式戦 1万3千人の満員で盛り上がる

勝利の瞬間、白いバルーンがスタンドを埋め尽くした

勝利の瞬間、白いバルーンがスタンドを埋め尽くした

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 はるか夢球場(弘前市豊田)で6月28日、青森県で29年ぶりとなるプロ野球1軍公式戦が行われた。

満員となったはるか夢球場

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 東北楽天ゴールデンイーグルス対オリックス・バファローズの試合となった同公式戦。同日の弘前は雲一つない、絶好の観戦日和となった。来場者数は1万3227人の満員となった。

 試合は、1回裏にカルロス・ペゲーロ選手がレフトスタンドに17号ソロホームランを放ち、楽天イーグルスが先制。3回表にオリックスが1点を返し同点に並ぶと、その裏に楽天イーグルスの島内宏明選手が8号ツーランホームランを放ち前半戦は1対3と楽天がリードした。

 後半戦は8回表、交代したばかりの楽天、フランク・ハーマン投手の球を、オリックスの4番ステフェン・ロメロ選手がレフトスタンドに13号ソロホームラン。2対3と詰め寄るが、試合は1点差を守った楽天に軍配。楽天はホームとなる東北・青森での初開催試合を勝利で飾った。

 試合会場では、バックスクリーンビジョンに青森出身の芸能人やスポーツ選手がビデオメッセージを寄せた。古坂大魔王さん、伊勢ヶ濱親方(元・旭富士)さん、伊調馨さん、斎藤晴香さんらが29年ぶりの開催の喜び、楽天にエールを送った。

 バックネット裏で野球仲間と観戦した弘前在住の高森大樹さんは「プロ野球の試合を観戦したのは初めて。迫力が違うし、おいしいビールと共に仲間たちと楽しい時間を過ごすことができた」と笑顔を見せていた。

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