白神山地ビジターセンター(中津軽郡西目屋村)前で2月11日・12日、「グランピング」試験運用が行われた。
「グランピング」は、「グラマラス」と「キャンピング」の造語で、高級ホテルのような環境やサービスが受けられるキャンプスタイル。世界自然遺産・白神山地の麓にある同村では新しい観光コンテンツとして導入を検討している。
同日、敷地内には4つのグランピングを設置。グランピング内には冷蔵庫や充電機器といった電化製品やベッドを用意し、防寒対策としてホットカーペットとストーブを設置した。
ランチはリンゴの木箱で作った雪のブロックを組み立てて作った会場で、ディナーは各グランピング内に運び込み提供。地元産の大豆で作った目屋豆腐や地産の野菜にこだわった創作料理は「Bistro× Steak Doteria」(弘前市土手町)が用意した。
同村・竹内賢一郎さんは「実際に泊まってみたが冬でも快適に過ごすことができた。白神山地の大自然を間近に体験してもらう新しい方法として、ゴールデンウィークあたりからの運用を考えている」と話す。