弘前公園(弘前市下白銀町)で2月9日、「弘前城雪燈籠(どうろう)まつり」が開催された。
弘前でプロジェクションマッピング 地元舞台にしたアニメとコラボ(関連動画)
市民の手によって作られたミニカマクラや雪像約300基が並ぶ市民参加型の同イベント。メイン会場では毎年歴史的な現像物をテーマにした大雪像や屋台が並ぶほか、2012年から市民グループ「ぱやぱやらぼらとりー」が雪像にプロジェクションマッピングを始め、同イベントの呼び物となっている。
今年は国指定登録有形文化財の藤田記念庭園(弘前市上白銀町)にある洋館が雪像に選ばれ、幅9メートル、高さ7メートルの大きさで陸上自衛隊弘前駐屯地の隊員たちが製作した。弘前を舞台にしたアニメ「ふらいんぐうぃっち」とコラボしたプロジェクションマッピングは同雪像に投影する。
仙台から訪れたという50代男性は「雪像のクオリティーだけでなく、アニメのキャラクターとプロジェクションマッピングで共演できる仕掛けがあることにも驚かされた。仙台ではこんなプロジェクションマッピングは見たことがない」と話す。
プロジェクションマッピングの上映時間は18時~20時30分。30分ごとに上映する(11日は19時30分の回は上映しない)。入場無料。2月12日まで。