弘前駅前にある複合商業施設「ヒロロ」(弘前市駅前町)3階で12月17日、ミニ四駆イベント「ノコノコレーシング クリスマスソニック2016」が開催された。
タミヤの公式ルールを採用したレース大会とタミヤ製のミニ四駆を改造し見た目を競うコンデレ部門、コミカルミニ四駆を使ったコミカルミニ四駆部門の3つに分かれて行われた同イベント。主催は、ミニ四駆のイベントを青森県内で開催する任意団体「ノコノコレーシング」。「ソニック」を冠した大規模なイベントは今回で3回目となる。
レース大会では予選に190メートル、敗者復活戦には390メートル、決勝では430メートルのレールを採用。同規模でのミニ四駆大会の開催は、津軽エリアでは近年事例がないという。エントリー数は100人以上あり、特設会場には足を止めて見守る通行人の姿が多くあった。
レース大会は五所川原から出場したエントリー名「さとう」さんが優勝した。「前大会も出場したが、結果を残すことができなかった。ようやくリベンジを遂げられた」と満足げに話す。コンデレ部門でも優勝し、2冠を達成した。
主催したノコノコレーシングの一戸紘さんは「青森市と八戸市には常設のミニ四駆コースはあるが津軽エリアにはない。子どもの参加率が過去2回の大会に比べると高いことから、可能性があるエリア。親子で共通の趣味を持つことや子どもたちの工作意識を高め、未来のエンジニアが青森から生まれるようなことになれば」と話す。