青森の西海岸二町観光連絡協議会が3月14日、「国道101号線ソフトクリーム街道」のパンフレットを作成した。
白神山地の人気観光スポット青池をイメージした青いソフトクリーム「青池ソフト」
青森県の日本海岸沿いにある鰺ヶ沢町と深浦町、秋田県八峰町の3町を通る約100キロの国道101号線を舞台に全13種類のソフトクリームを紹介する同パンフレット。鰺ヶ沢町観光協会と深浦町観光協会の2町からなる同協議会の飯島正和さんは「観光客が国道を使って車で移動するケースが多く、誘客手段として考えた」と話す。
同パンフレットでは、世界自然遺産・白神山地の人気観光スポット「青池」をイメージした「青池ソフト」や、イカのカーテンで有名な鰺ヶ沢の「イカスミソフトクリーム」、深浦の雪人参を練り込んだ「ふかうら雪人参ソフト」、八峰産みそと海塩を使って地層に見立てた「ちそうソフト」など、個性的な「ご当地ソフトクリーム」を紹介している。
飯島さんは「1年少し前あたりから構想を練り始め、調査を始めると意外とソフトクリームをはしごしながら移動する観光客が多いことに気づき手応えを感じつつあった。通年で出している店舗は多いが、中には春から出し始める店舗もあるので、今年の夏は青森の西海岸の景色を楽しみながらソフトクリームを食べに来てほしい」と呼び掛ける。
パンフレットは掲載店舗や観光施設などに設置する。