弘前の卸売市場で「市場まつり」 恒例カニ鍋の振る舞いに4000人超

毎年恒例のカニ鍋。行列の先頭の人は雪の降る朝6時から並んでいたという

毎年恒例のカニ鍋。行列の先頭の人は雪の降る朝6時から並んでいたという

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 弘果弘前中央青果(弘前市末広)で11月29日、「第21回弘果市場まつり」が開催された。

100キロを超す大間マグロの解体ショー

 リンゴ取扱量日本一の食品卸売市場である同社では、県内や全国各地域から集まる農産物・水産物が取引される。市場を市民により身近に感じてもらいたいとして毎年開いている同イベント。毎年2万人以上が訪れるという。

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 目玉イベントは、直径2.5メートルの鍋で深夜1時から5時間以上かけて調理し振る舞うカニ鍋。鍋にはタラバガニ420キロ、ワタリガニ180キロ、つみれ230キロを使う。これを目当てに4000人以上が開場の7時30分より1時間以上前から行列を作る光景も毎年の風物詩となっている。

 家族と一緒に1時間近く並んでカニ鍋を食べた市内在住の会社員、丹藤淳さんは「初めて口にしたが、濃厚なカニの出汁につみれとネギというシンプルな具が絡み合い、ご飯を持ってこなかったことを後悔した。ぜひ来年も並んで食べたい」と話していた。

 当日は、100キロを超す大間マグロの解体ショーや、市場を体験できる模擬セリなども行われた。同社総務部の岸本彰弘さんは「津軽の食の根幹となる当社の市場の空気を体験してもらうことで、来場した皆さまが普段の食生活を振り返っていただける機会となれば」と話す。

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