4月12日の統一地方選挙の投票を呼び掛けるため、弘前市内ではSNSなどを活用したさまざまな取り組みが行われている。
選挙ポスターにAR(拡張現実)を仕込み投票を呼び掛ける候補者も
青森県は国勢選挙で、2年連続投票率最下位という低い水準が続いている。低投票率の要因はさまざまあるとされているが、2015年の統一地方選挙では今までと違った活動が各所で見られる。
同市区においては期日前投票場所を増やし、弘前大学やJR弘前駅前にあるショッピングモールのヒロロなどに設置した。県内の大学では投票所の設置は初。期日前投票日初日には学生ら107人が期日前投票で投票したという。
ヒロロの投票所に期日前投票をしたNPO職員の30代女性は「ラジオで投票所の存在を知って投票に来た。投票は知人に紹介された人にするつもり」と話す。自営業の40代女性は「投票率を上げる活動は素晴らしい。でも私はもっと候補者の話を聞きたい。広報ではわからない、街頭演説もいつどこで行われるかわからない、公開討論会があれば聞いてみたい」と情報不足を指摘する声もあった。
県内で活動する学生団体「選挙へGO!!」代表の瓜田眞樹子さんは「無関心に興味を持たせるのは難しい」と指摘したうえで、「私自身も選挙に興味があったわけではなかった。青森県が全国で投票率最下位という事実に驚き、投票率が低いと困るのは将来の自分たちだと知ったため、選挙に興味を持った」と話す。
4月3日に告示された青森県議会議員選挙(定数6立候補者9人)では立候補者のスマートフォン対応ホームページの開設が目立っている。SNS(フェイスブック)も立候補者9人中4人が利用しており、若い世代の投票が増えるよう立候補者も必至になっている。中には選挙ポスターにAR(拡張現実)を利用して若者の投票行動を促そうとしている候補者もいた。