トークイベント「前田光世物語~コンデ・コマと呼ばれた男~」が2月1日、スペースデネガ(弘前市上瓦ケ町)で開催される。
弘前出身の世界的柔道家・前田光世の生涯を題材にした映画化を目指して行う同イベント。主催する弘前フィルムコミッション実行委員会の白戸大吾さんは「日本を背負い、弘前から世界へ挑戦した郷土の偉人をもっと多くの人に知ってほしい」と話す。
前田光世は1878(明治11)年生まれ。「大きな世界で腕を試したい」と弘前から上京する。柔道を紹介するため27歳の時に渡米し、ニューヨークで道場を開設した。イギリスやスペイン、キューバなどさまざまな国で柔道を伝え、36歳でブラジルに移住。ブラジルでは、ブラジリアン柔術のルーツで、後にヒクソン・グレイシーやホイス・グレイシーなどの総合格闘家を輩出する「グレイシー柔術アカデミー」を開設した。1941(昭和16)年没。
トークイベントは2部構成で、1部では講演「くらえ!必殺!YAMATO DAMASHII」を行う。登壇は、パンフレット「前田光世物語」を執筆した坂本崇さん。2部のトークショーは、映画「奇跡のリンゴ」「いとみち」などのプロデューサーを務めた松村龍一さん、つがる市在住の元格闘技雑誌ライター・川嶋大史さんをゲストに招く。2時間を予定する。
白戸さんは「イベントを皮切りに映画化への機運を高めていきたい」と話す。「12月1日から事前申込を始めた。申込フォームに映像化に向けての要望という項目を設定したところ、主演者に岡田准一さんなどの名前があった」とも。「およそ100年前に弘前から世界で挑戦した前田光世の物語は、今の時代だからこそ学ぶことが多い。皆さまと一緒にその魅力を見つけていきたい」と来場を呼びかける。
13時30分開場、14時開演。入場無料。当日は、二次元コードによる事前申込者の入場を優先する。