カフェ・ブックストア・バー「RUUP/(ルウプ)」(平川市碇ケ関)が1月3日、JR碇ケ関駅にオープンする。
碇ケ関駅の待合室をリノベーションして開業する同店。店舗面積は約6.6坪、席数は12席。
碇ケ関出身・在住の店主、齊藤望さんは平川市職員を2023年に退職し、「みんなのしあわせをぐるぐるまわす」を理念に掲げる「GOOD LOOP(グッドループ)」を2024年に設立した。自治体DX(デジタル化)の推進や地域活動に取り組む中、自身が学生時代から通学・通勤で利用してきた碇ケ関駅に着目。同駅待合室の空間を活用した店舗展開を決めた。
カフェの主なメニューは、ドリップコーヒー(500円)、チーズケーキ(600円)など。フードロス解消の取り組みとして、通学する学生向けに「ロスパン(消費期限内だが廃棄対象となったパン)」も無償で提供する「PAN STAND(パンスタ)」を行う予定。金曜・土曜の17時以降はバーとして営業し、ジンやりんごジュースを合わせたオリジナルカクテル「HIRAKAWA TONIC」(600円)なども用意する。
店内には、月額3,000円を払ってオーナーになり、本や雑貨を自由に販売できる棚貸し書店「BOOK STAND(ブクスタ)」を併設する。
店名の末尾にある「/(スラッシュ)」には「偶然のつながりを生む」という意味を込めた。齊藤さんは「幅広い年齢層の方に利用してもらい、思いがけない出会いが生まれる場所になれば。机や椅子のレイアウト変更も可能なので、音楽ライブなど柔軟に活用してほしい」と呼びかける。
営業時間は、月曜=11時~16時、木曜=13時~18時、金曜=11時~22時、土曜=10時~22時、日曜=10時~17時。火曜・水曜定休。プレオープンの営業時間はインスタグラムで告知する。