
カフェ「ブルーエイト」(弘前市土手町、TEL 0172-35-9666)が9月13日、10月以降も営業を続けると発表した。
同店は8月25日、人手不足などを理由に閉店を発表したが、9月13日にインスタグラムの投稿を通じ、新しい店主が見つかり、10月以降も店を残すことにしたと発表した。
40年以上続く同店は地元民に「学生時代の思い出の場所」として親しまれている。前店主が高齢化を理由に「店を譲ります」と告知し、2023年4月に2代目店主の支倉美和子さんが経営を引き継いだ。支倉さんは「閉店を発表した後、さまざまな意見をもらった。みなさまに愛されているブルーエイトの看板だけでなく、メニューも引き継いでくれる人が見つかり、胸のつかえがおりた」と話す。
9月16日に来店した旅行客がXでブルーエイトのパフェを「パーフェクトなパフェ」と紹介し、話題を呼んだ。同投稿には、地元の利用客が「パフェが好きになった原点」「青春そのもの」などの反応を見せた。支倉さんは「私自身もブルーエイトでパフェを食べた1人。ブルーエイトがこれからも続いていけるように引き継ぎたい」と話す。
支倉さんによる営業は9月30日まで。ピラフやスパゲティなどの食事メニュー販売は続けるが、材料がなくなり次第終了する。パフェメニュー販売は9月30日まで続ける。
営業時間は11時~19時。月曜定休。