
中国料理店「豪華楼」(弘前市土手町、TEL 0172-38-2800)で8月20日、ブランドトウモロコシ「嶽(だけ)きみ」を使った春巻きの提供が始まった。
提供するのは「嶽きみと帆立の春巻き」(800円)。1月に弘前地産の食材で「一町田のせり」を使った春巻きを提供したことをきっかけに、地産食材を使った春巻きを月替わりで提供することにした。「一町田のせり」は、「昨年の移転を機に当店では新しいことに挑戦している」と話す料理長の一戸留恵子さんが好む食材という。
嶽きみは標高450~600メートルにある弘前・嶽地区で収穫され、糖度が18度以上にもなる。「きみ」はトウモロコシの津軽弁。「春巻きにホタテを入れたのは社長のアイデア」と一戸さん。「月替わり春巻きは社内でも好評で、社長が最初に試食してくれるようになっている」と話す。今回は青森県産キュウリを使った「きゅうりとチーズの春巻き」(600円)も用意。「今後は、清水森ナンバや青森県産のマコモダケなどを使って提供できれば」と意欲を見せる。
同日から、6月12日・13日に開催したイベント「豪華楼夜市」で提供した「麻辣湯(マーラータン)」「魯肉飯(ルーローハン)」「扣肉割包(角煮まん)」を提供している。ディナータイムのみ。
いずれも8月31日まで(嶽きみはなくなり次第提供終了)。