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弘前で障がい者支援施設の納豆が口コミで話題-「市販の納豆より食べやすい」

「旭光園」の「猿賀納豆 福福」を作る入所者たちと職員

「旭光園」の「猿賀納豆 福福」を作る入所者たちと職員

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 青森県平川の障がい者支援施設「旭光園(きょっこうえん)」(平川市猿賀明堂)で製造する「猿賀納豆 福福」の売れ行きが好調だ。

「猿賀納豆 福福」。大粒タイプと小粒タイプの2種類ある

 「納豆の製造は2008年から始めた」と説明するのは担当者の松尾友記さん。同施設では身体、知的、精神障がい者に就労の機会を設け、割り箸の製造やシール・ラベルの印刷といったさまざまな事業を行っている。納豆の事業を始めるに当たって、北海道や岩手県まで視察を行い、試行錯誤を何度も重ねた。開発には1年の歳月を要したという。

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 手作りにこだわり、北海道産と青森県鶴田町産を使用した豆の一粒一粒を入所者がハンドピッキングし、パッキングも全て手作業で行う。

 当初は平川市や黒石市の物産売り場やスーパーといった店舗に置いていたが、閉店などの理由で取扱場所が少なくなっていった。個人宅配などで弘前市内にも出回ってはいたが、同市内で本格的に販売を始めたのは2月からだという。

 「豆の味がしっかりある」「市販の納豆より食べやすい」といった口コミでリピーターが増えている。電話で販売場所などを聞く問い合わせもあり、「うれしい」と笑顔を見せる松尾さん。「生産量が少ないため、需要に追い付くのが精いっぱいだが、堅実に作っていくだけ」と話す。

 価格は、大粒タイプ=100円(50グラム2箱)、小粒タイプ=130円(45グラム3箱)。現在は、ヒロロ(弘前市駅前)内にある「フレッシュファーム FORET」と弘前青山街の直売所(青山)、四季の蔵もてなしロマン館(平川市尾上)、コープあおもり黒石店(黒石市緑町)で販売している。

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