北海道産の小麦を使うパン店「ペンギンベーカリー弘前城東店」(弘前市田園)が3月1日、オープンした。
北海道発祥で常時70~80種類の菓子パンや総菜パンなどをそろえる同店。フランチャイズ契約し、運営するのは八重なり(樹木)。全国では44店舗目の出店で、青森県内は初。店舗面積は約50坪。駐車場は20台。
北海道産小麦「ゆめちから」100%という粉を使い、卵や乳製品、蜂蜜、マーガリンは使わず、ふんわり、もっちりとした食感に仕上げたという「北海道ゆめちから とべない食パン」(1斤=370円、2斤=700円)をはじめ、日本カレーパン協会が主催する「カレーパングランプリ」で最高金賞を受賞した「カレーパンフォンデュ」(290円)と4年連続で金賞に選ばれた「海老(えび)カレーパンフォンデュ」(360円)などを販売する。
「窯焼きアップルパイ」(360円)には青森県産リンゴのふじを使う。店長の福原秀太さんは「食材は北海道産を使う当店の中で、青森県産を使った商品。ぜひ食べてほしい」と笑顔を見せる。
オープン初日から連日オープン前から行列ができる盛況で、商品の完売が続いているという。福原さんは「青森県は1人当たりのパン購入金額が全国45位と少ない県。北海道産小麦のおいしさを多くの人に知ってもらえるような温かい店にしたい」と話す。
営業時間は10時~19時(売り切れ次第終了)。