弘前在住の演歌歌手・本間愛音(あかね)さんが1月24日、新曲「北の海節」を発表した。
本間さんのキングレコード移籍第1弾で3枚目の新曲。作詞は万城(まき)たかしさん。美空ひばりさんの「おまえに惚(ほ)れた」を作曲した徳久広司さんが曲を作った。本間によると、北の海を舞台にした男性らしい「北の海節」と、青森を舞台にした女性らしいカップリング曲「青森挽歌」の対照的な仕上がりになったという。
本間さんは北海道・札幌生まれで、大学進学を機に弘前へ移住。弘前は母の故郷であり、大学卒業後は看護師として働きながら演歌歌手として活動してきた。2018(平成30)年には第64代青森県民謡王座を受賞し、同年にはクラウンレコードから初のCD「江差おんな唄/恋の桜舞/津軽小原節」を発売した。
「私の好きな北の海や青森を舞台にしているので、私らしい曲になった」と本間さん。レコーディングでは事前に練習しないでほしいと依頼され、最初こそ緊張したが、男性らしさと女性らしさの切り替えがうまくいったことから、2曲共に滞りなく収録できたという。
「青森挽歌」は1月8日に外ケ浜でミュージックビデオを撮影した。1月22日に自身のユーチューブチャンネルで公開したところ、公開3日で再生回数が5000回に達した。「北の海節」分は2月以降に撮影し、公開予定。
「北の海節」は1月23日付のオリコンデイリーランキングで総合ヒットチャート27位に入った。本間さんは「私自身が一番驚いた。感謝すると共に多くの人に、気持ちを改め移籍した私の新曲を聞いてほしい」と話す。
価格は1,500円。