青森・深浦の国指定天然記念物「北金ケ沢(きたかねがさわ)のイチョウ」が現在、黄葉の見頃を迎えている。
推定樹齢1000年、高さ31メートルで幹回りは22メートルの日本一で知られる大イチョウ。現在の色づきは約6割。「ビッグイエロー」と題したライトアップは今年、11月15日から始め、連日見物客でにぎわっている。
「ネットでは知っていたが、想像以上の大きさやライトアップに驚いている」と弘前市から訪れた50代男性。青森市から訪れた20代女性は「スマホの画面いっぱいに写ってしまう大きさとライトアップの迫力に感動した」と話す。
深浦町役場観光課によると、黄葉が続きそうであればライトアップの延長を検討するという。担当者は「今年の色づきは例年より1週間程度遅い。色づきがさらに進むと葉が落ち始めてしまうため、ビッグイエローの見頃はちょうど始まったのでは」と話す。
ライトアップ時間は16時30分~20分30分。11月30日まで。