印刷会社「凸版メディア」(弘前市神田)が11月3日、カレンダー「津軽の色彩」を販売する。
津軽の津軽こぎん刺しや津軽びいどろなどの伝統工芸品やねぷたをテーマにした同商品。「津軽の色彩」は2022年の印刷コンテスト「スブリマプラスコンテスト2022ー2023」のカレンダー・ポスター部門で金賞に選ばれた。
同社営業部の三上博さんは「当社では毎年取引先向けに配布するカレンダーを作成していたが、多くの人に手に取ってもらおうと販売することにした」と話す。同社のカレンダー販売は今回が初めて。
写真は八木橋廣広告写真スタジオ(弘前市高田)のフォトグラファー・八木橋廣さんが担当する。同社で配布用に作成していたカレンダーも八木橋さんの写真を使っていた。「津軽の色彩」の写真は「こぎん刺し」「津軽びいどろ」「津軽金山焼」「ねぷた」「ブナコ」「津軽塗」の6枚。印刷は、好感度UVインキによる高精細仕上げで、B2変形サイズ(縦730ミリ、横510ミリ)。
三上さんは「津軽に誇りを持てるような『モノ』をテーマにしたカレンダー。1年が終わってもアートピースとして部屋などに飾っておけるような自信作。ぜひ自宅用だけでなく、土産にも選んでもらえたら」と話す。
価格は1,000円。青森県内の書店や土産店などで販売する。