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「弘前ねぷたまつり」開幕 マスクなし、声援聞こえる夏祭りに

観客から声援を送られる参加する子どもたち

観客から声援を送られる参加する子どもたち

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 「弘前ねぷたまつり」が8月1日、弘前市の中心市街地で開幕した。

中心市街を運行する弘前ねぷた

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 扇形のねぷたを中心とした山車が合同運行する同祭。「弘前ねぷた」は「青森ねぶた」と共に国の重要無形民俗文化財に指定されている。今年は4年ぶりにコロナ禍前と同じ条件での開催となり、祭りの観客や参加者にマスクを着用した人の姿はほとんど見られず、声出しや飲酒も解禁となった。

 今年は64団体が合同運行に参加する。運行コースは8月4日までが「土手町コース」で、5日・6日は「駅前コース」となる。7日にはねぷたを炎で清める「なぬかびおくり」を岩木茜橋(いわきあかねばし)付近の岩木川河川敷で行う。

 初日となった1日は33団体が運行した。東奥義塾高校創立150周年を記念して40年ぶりに運行した「東奥義塾150周年記念ねぷた」はクラウドファンディングによる資金集めで話題を集めた。そのほか、コロナ禍で活動できなかったが、4年ぶりに合同運行に参加するねぷた団体もあった。

 運行では、例年通りの「ヤーヤドー」のかけ声とはやしや太鼓の演奏があり、沿道からも声援が聞こえるコロナ前のねぷたまつりが戻ってきた。

 8月7日まで。

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