木工メーカー「BUNACO(ブナコ)」のショールーム「BLESS(ブレス)」(土手町)で現在、オータムフェアを開催している。
今年で創業60周年を迎える「ブナコ」。ブナ材を使った看板商品の一つ「ブナコランプ」は今年で販売開始20周年を迎えた。オータムフェアは同社の2つの周年記念イベントの一環。第1弾企画として「収穫の秋」と題し、青森県の特産品をモチーフにしたリンゴとニンニクのランプを10%オフで販売する。
ブナの薄板をらせん状に巻いた立体物が特徴の「ブナコ」商品は青森県の伝統工芸品にも指定されている。創業当初は食器用品のみを製造していたが、近年はランプやスピーカーなどインテリア用品も製造している。
リンゴとニンニクのランプは、それぞれの形をモチーフにしたシリーズ。「リンゴ」は赤と緑、「ニンニク」は黒とナチュラルの2色を用意する。「リンゴ」はテーブルランプとかじったリンゴのモチーフに芯の部分が光るタイプを用意する。
「ブナコ」では例年、割引販売は夏と冬の年2回のフェア期間しか行わない。同ショールームスタッフの舘山乃奈さんは「商品に特化したフェアは珍しい。青森らしさをアピールする機会になれば」と話す。
「ブナコランプはやさしい空間ができるだけでなく、夜と昼では違った雰囲気の演出できる。ショールームにお越しいただき、ぜひ実物を確かめていただければ」とも。
同フェアは11月12日まで、「ブレス」のほか、西目屋工場ミニショップ、「ブナコ」公式オンラインショップでも行う。