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弘前のバー「マンシッカ」が10周年 常連客とアナログレコードでDJイベントも

マンシッカ店内で店主のチャッピーさん

マンシッカ店内で店主のチャッピーさん

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 弘前のバー「おしやれスナック mansikka(マンシッカ)」(弘前市新鍛冶町)が10月15日、オープン10周年を記念するイベントを開催する。

マンシッカの店内

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 アナログレコードで音楽が聴ける同バー。「イチゴの妖精」を自称し、「チャッピー」の愛称で親しまれている店主が経営する(名前は非公開)。「マンシッカ」はフィンランド語でイチゴの意味。

 チャッピーさんは弘前の書店などで働いた経験から、本が読めるバーとして2013(平成25)年12月3日に同店をオープンさせた。当初は本棚を設置し書籍を置いていたが、読む客が少なかったことから本棚は撤去。音楽を流すようにした。

 最初はCDで音楽を流していたが、レコードで流すようになり、トールボーイ型スピーカーや真空管アンプを導入するなど、音響にもこだわり始めた。現在ではCDよりレコードの方が多くなり、客の様子などから流す曲を選ぶ。「レコードを交換したり、裏返したりする行為が好き」とチャッピーさん。

 10年を振り返りチャッピーさんは「あっという間の10年だった。ビールの栓を抜くことしかできない自分が続けていけるのは皆さまのおかげ」と話す。常連客の一人は「嫌なことがあってもチャッピーに会えば、ぐっすり眠ることができる。まるでアイドルのような存在。毎日でも通いたい」と笑顔を見せる。

 10周年イベントは、「10」とイチゴの「15」を合わせた10月15日に行う。イベントスタジオ「THE MEATO」(北川端町)で開催し、店の常連客7人と一緒にアナログレコードを使ったDJをする。チャッピーさんによると、周年イベントは店としては初で、15周年の際に開催する予定だったが、客から推薦があり10周年で開催することにしたという。「音楽を聴きながら楽しく乾杯ができるようなパーティーにしたい」とチャッピーさん。

 今後について、チャッピーさんは「イチゴの妖精として、ゆるりとまずは15周年まで続けられるようにがんばりたい」と話す。

 開催時間は15時~21時。入場料は1,500円(ワンドリンク料込み)。

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