弘南鉄道が大鰐線のイベント列車「金魚ねぷた列車」運行を10月1日まで延長する。
「金魚ねぷた列車」は、車内に350個のちょうちん「金魚ねぷた」を飾り、夜間には車内を消灯し、金魚ねぷたの明かりだけで運行する。今年で3年目となる同列車の運行は夏季のみで、当初は8月31日で運行を終了する予定だった。
大鰐線は8月6日に脱線事故を起こし、全線運休が8月22日まで続いていた。弘南鉄道・営業部の中田正志さんは「運休してしまった期間を埋め合わせるため運行期間の延長を決めた」と話す。
「金魚ねぷた列車」は、今年6月から運行している「大鰐線こぎん装飾列車」に金魚ねぷたを設置した列車となる。期間中、中央弘前駅からの利用客を対象に「金魚ねぷた列車ヘッドマーク オリジナル缶バッジ」を進呈する。
中田さんは「夜間ライトアップは好評で多くの利用客に喜ばれている。撮影の際は周囲の邪魔にならないようマナーを守ってもらえれば」と呼びかける。
夜間の特別ライトアップ運行は金曜・土曜・日曜・祝日。