津軽鉄道(五所川原市、TEL 0173-34-2148)と菓子メーカー「明治」(東京都)がコラボした「きのたけ風鈴列車」が8月16日、運行を始めた。
車内に風鈴を飾る津軽鉄道の季節列車「風鈴列車」に、「明治」のチョコレート菓子「きのこの山」「たけのこの里」がコラボした同企画。車内に「きのこの山」と「たけのこの里」を模した6つの風鈴を飾るほか、津軽五所川原駅と津軽中里駅に専用の冷蔵庫を置き、小袋タイプの「きのこの山」と「たけのこの里」を冷やして無料配布する。
昨年に続き2度目の企画。明治の杉山詩織さんは「昨年好評でネットを中心に明るい話題を提供できた。今年はコラボグッズを増やした」と話す。
津軽五所川原駅と津軽中里駅ではオリジナルステッカーと、「きのこの山」「たけのこの里」の菓子型うちわを配布するほか、フォトパネルを設置する。配布数は「きのこの山」「たけのこの里」が5555個、オリジナルステッカーとうちわがそれぞれ1000枚ずつ。駅員によると現在、「きのこの山」のうちわの方が多く減っているという。
車両はイラストなどでラッピングする。今年は正面だけでなく、側面にも施す。杉山さんは「『きのこの山』と『たけのこの里』は里山をイメージした商品だからこそのコラボ。ローカル線のにぎやかしになれば」と笑顔を見せる。
運行は1日8本。今月31日まで。