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弘前の古着店が土手町に移転 1950年代の米国をテーマに

移転した「BUTTON UP CLOTHING」と店主の角田雄亮さん

移転した「BUTTON UP CLOTHING」と店主の角田雄亮さん

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 ヴィンテージストア「BUTTON UP CLOTHING(ボタンアップクロージンズ)」(弘前市土手町、TEL 0172-37-6699)が6月3日、移転オープンした。

「BUTTON UP CLOTHING」店内

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 米国から買い付けた古着やセレクトアイテムを販売する同店。2015(平成27)年4月、約10年勤めた会社を退社した角田雄亮さんが大町の遊歩道「えきどてプロムナード」に開業した。

 今回の土手町の空きテナントへの移転について、角田さんは「8年の営業の中で自身の生活環境が変わり、古着だけでなく家具や照明器具を選び始めるようになるなど、やりたいことが増えたが、前店舗では手狭になりかけてていた」と話す。

 店舗面積は33坪と、前店舗に比べて4倍の広さ。店内は1950年~1960年代の米国をイメージして改装したという。角田さんは「気に入ったものがあれば、文化や歴史、背景まで調べるような性分。店内に置いてある照明から椅子まで、デザインにこだわって集め、すべて売り物」と話す。

 現在はビンテージストアとして営業しているが、今後はカフェやコミュニティースペースとして人が気軽に立ち寄れるような場づくりを考えているという。スペースの名前は「118(ワンエイティーン)」。住所の番地から取った。角田さんは「『118』というオープンなスペースに、当店が出店したという格好。イベントを開催したり、弘前にはまだない場を提供できたり、ライフスタイル全般を提案できるようなスペースにしたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は13時~19時。火曜定休。

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