岩木山桜林公園(弘前市百沢)で5月27日・28日、クラフトフェア「津軽森・つがるもり2020+(プラス)」が開催される。
青森県の大型イベントとして2013(平成25)年から毎年初夏の岩木山で開催している同イベント。2020年から新型コロナウイルスの感染予防対策として開催を見送ってきたが、今年は4年ぶりの開催となる。2020年に参加予定だった94人の「つくり手(作家)」と、21店の飲食店が全国から集まる。
4年ぶりの開催について、同実行委員会代表の相馬仁さんは「未知のウイルスとの対応で私たちも苦慮し続けた。今年は早い段階から開催を決め、2020年にやるはずだった津軽森に出展する予定だった人たちを第一に考え、新しい出展者の募集はせず、イベント名も『2020+』とした」と話す。
今年は周辺の道路混雑を緩和するため、入場規制を行う。会場へは東目屋エリアからの迂回(うかい)ルートを推奨し、バスなどの公共交通の利用を呼びかける。相馬さんは「例年の傾向から、9時から13時までは渋滞が予想される。駐車の際はサイドブレーキを忘れずにかけてほしい」と話す。
「みなさまと再会できることを楽しみにしている。新緑の心地よい環境と一緒にクラフトフェアを楽しんでもらえれば」とも。
開催時間は、27日=10時~17時、28日=9時~16時。入場無料。