弘前公園外堀のソメイヨシノが4月12日、観測史上最も早く満開を迎える。
弘前公園の桜を管理する弘前市公園緑地課が4月11日発表した「弘前公園さくら情報」によると、外堀はすでに一部では満開で6分咲き以上、園内の標準木は4分咲きで、桜のトンネルは3分咲きという。
記録的な早咲きに対して、4月21日から開幕予定だった「弘前さくらまつり」は準まつり期間を設け、4月15日から行うことにした。桜のライトアップも前倒しし、4月14日から行う。さくらまつり実行委員会によると、出店も準備ができ次第、営業するという。
満開を迎える桜にライトアップが間に合っていないことに、SNSでは残念がる声はあるが、追手門前や外堀東側のフォトスポットでは、スマホやカメラを構えて車のライトや街灯を利用した桜の撮影に挑戦する見物客の姿があった。
青森の絶景カメラマンの対馬慎太郎さんは「ライトアップがなくても、最新のスマホなどであれば、暗くなってもきれいに撮影ができるので、気軽に写真を撮ってみては」と話す。
弘前さくらまつりは4月21日~5月5日。準まつり期間は4月15日から。